陶磁器とは、焼き物全般のことを言います。
陶器と磁器の違い
陶器
カオリンを含まない粘土を低温で焼いて作られたもの
吸水性がある粘土で、透明度はなし。土ものと呼ばれています。
叩いたときに、鈍く低い音がでるのが特徴です。
益子焼や薩摩焼などがそれにあたります。
磁器
長石が主成分の磁土を高温で焼き上げたものです。
吸水性はなく、透明度があり、乳白色です。
叩いたとき、金属的な高い音がでるのが特徴です。
有田焼や砥部焼などがそれにあたります。
陶器は水を吸収するため、料理のにおいを吸いとってしまったり、シミになってしまうことがあります。
これは使用する前30分ほど水につけておくことで防ぐことが出来ます。
磁器にはこういった心配はありません。
陶器と磁器では取り扱い方に違いがあるので、見分け方を知っておくと良いですね。