信楽焼は、滋賀県甲賀市信楽を中心に生産される炻器の総称です。
日本六古窯の一つで、鎌倉時代に始まったと言われています。
1976年に国から伝統的工芸品の指定を受けました。
現在では、日用陶器、傘立て、タイル、置物、陶板など様々な製品が作られています。
中でも狸の置物はとても有名で、信楽焼の代名詞のような存在になっています。
信楽焼の特徴として、土味は独特の肌合いを持っており、表面には土に含まれた長石、珪石の粒が見られます。
手触りがザラザラしていて、赤褐色に焼き上がった土に自然釉が降りかかっています。