2014年にアメリカの男性が骨董市で約1万4000ドル(約143万円)で金の装飾品を購入しました。
    くず鉄業者の男性はこの装飾品をくず鉄とした売ろうとしましたが、買い手がつかなかったそうです。
    しかしインターネットで調べたところ、ロシア皇帝アレクサンドル3世が1887年にファベルジェに制作させ、皇后に贈ったイースターエッグの可能性があることがわかりました。
    男性は骨董品取引会社に鑑定を依頼し、その会社はそのままイースターエッグを買い取りました。

    ファベルジェは1885年から1916年にかけて、ロシア皇帝のために約50個のイースターエッグを制作しました。
    男性が1万4000ドルで購入した装飾品はなんと2000万ドルもの価値があるものだったのです。
     

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