先日テレビ番組で放送され4点目が見つかったと話題になった「曜変天目茶碗」ですが、愛知県の陶芸家・九代目長江惣吉氏は「どうみても中国の商店街で売ってるまがい物にしか見えない。」と異議を唱えました。
また中国陶磁考古学の権威で大学教授の森達也氏も「映像を見た限りでは本物である確率は低い。」と話しました。
さらには中国からも異議を唱えるメールが届いたようです。
古美術・骨董は素人では判断がとても難しいものです。
何十年と経験を積んだプロの鑑定士でも間違えてしまうこともあります。
現在この茶碗の持ち主の方は、今後は情報の提供はする予定はないとしているようなので、本物かまがい物か、真実がわかることはないかもしれません。
下記の茶碗が今回異議が唱えられている茶碗
これが国宝になっている「曜変天目茶碗」
こう比べてみると大分差があるようにも見えますね。