戦国時代の武将の中でも、人気上位にランクインする上杉謙信の愛刀とされる国宝「太刀無銘一文字」を、上杉家の出身地である新潟県越後市が、市民からの寄付も募ったりした上で、所有者から買取ると昨年の夏頃公表していました。
     
    そして、3億3000万円の事業費を計上した上越市の平成29年度予算案が市議会で通過し、評価額が3億2000万円とされる「太刀無銘一文字」を購入するための財源を確保していました。
     
    ただ、購入にあたり莫大な税金を使うことに対し、市民からは反対の意見も出ており、更に、これまで集まった寄付金はおよそ6500万円とのことで、購入することになれば2億円を超える税金を使うこととなりますので、このままでは曲折もありそうですね。
     
    「太刀無銘一文字」は、日光一文字と並ぶ作で、備前福岡一文字派全盛期の大作とされる国宝・重要文化財です。
    また、この太刀は上杉謙信、景勝の愛刀として上杉家に伝来したものとされています。
     
    ちなみに、個人所有の「太刀無銘一文字」は、岡山県立博物館に寄託されており、今月26日(水)から同館で特別陳列されます。
     
     

    特別陳列「国宝 太刀 無銘一文字 山鳥毛」
    期間 平成29年4月26日(水)~平成29年5月21日(日)
    場所 岡山国立博物館
    住所 岡山県岡山市北区後楽園1-5
    電話 086-272-1149