９月の誕生石サファイア（Sapphire）は、青を意味するラテン語のサッピルース（Sapphirus）に由来しています。
主な産地はミャンマー、スリランカ、マダガスカル、インド、アメリカなど。
石言葉は「誠実・慈愛・徳望」
硬度は９で、ダイヤモンドの次に硬い石です。
ルビーと同じコランダムで、コランダムの中で赤い鉱物がルビー、青い鉱石とそれ以外の鉱石もサファイアへと加工され宝石となります。
つまり、赤色以外のコランダムはサファイアと呼ばれているのです。
「一途な想いを貫く」というメッセージが込められていて、ダイヤモンドではなくサファイアを婚約指輪として贈ることもあります。
イギリス王室でも婚約指輪として故ダイアナ王妃に贈られました。
また、浮気心やよこしまな考えを持つと、それを反映させて石の色を濁らせてしまうと信じられていました。
サファイアはブルーという印象が強いですが、ほかにも「ファンシーカラーサファイア」と呼ばれ、オレンジ、イエロー、ヴァイオレットなどダイアモンドと同様に色の種類が豊富です。
サファイアの婚約指輪
「スターサファイア」ブルーとグレーのコランダムにスター効果が出るもの。
