練上手とは、色の異なる土を組み合わせて焼き上げた陶器です。
焼き上げた後に色を付けたものではなく、焼きあげる前に色付けをしますので、表も裏も、同じような模様となります。
こんな風に色を付けていきます。本当にすごいですねー
1.同じ土に、少しずつ違う色の色を付けていきます。
2.用意した土を重ねて、手で少しずつ伸ばしていきます。
3.伸ばしたものを、切っていきます。
4.切ったものを並べて、ある程度の厚みで切り出していきます。葉っぱのような模様に上手に組んでいます。
5.切り出したものを並べていきます。
6.並べたものを陶器の形にして焼き上げます。
詳細は、こちらの動画をご覧ください。
練上手は、人間国宝の松井康成が有名です。
2001年 松井康成作「練上玻璃光壺」
茨城県陶芸美術館蔵